番付とは
力士には横綱をトップとした階級があります。
横綱
↑
大関
↑
関脇
↑
小結
↑
幕内
↑
十両
↑
幕下
↑
三段目
↑
序二段
↑
序の口
この中でも「十両」以上が「関取」と呼ばれます。
この階級を使った力士の順位表が「番付」です。
興行に出場する力士の名前と序列を明らかにすることが目的で作られたのが起源となっていて、その順位は絶対的。
ちなみにこの順位は単純に勝敗の数だけではなく、総合的な評価によって決まります。番付は場所終了後に審議され、次の場所前の番付発表にて発表されます。
番付は東西に分かれ、大きいスペースから徐々に小さいスペースへと変わっていきます。これは大きいスペースで立派な字程、階級が上ということ。視覚的にその順位をはっきりさせています。つまり文字が最も大きく、立派なものが横綱ということです。
ちなみに東西の位置はほぼ同じ程度の力士の名前が並ぶようになっていますが、東方が西方より格上とみなされます。
こうしたレイアウトが人気を呼び、相撲だけでなく様々な分野で「番付」は使われるようになりました。